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ウィザーズ・ブレイン 概要


ウィザーズ・ブレイン

第7回電撃ゲーム小説大賞〈銀賞〉受賞作品。受賞時のタイトルは『魔法士物語』。
この物語では科学より上のステップに進むことに成功し、脳に生体量子コンピュータを埋め込まれた「魔法士」と呼ばれる改造人間が存在する。彼らは現実の物体・事象に直接干渉して世界自体を書き換えることができる。しかしそれは国家機関でしか保有できないレベルのものであり、民間にはほとんど普及していなかった。
ライトノベルとしてはおよそ年に1エピソードというペースの遅さながら、毎回変わる主人公たちが織りなす、譲れぬ信念同士のぶつかり合いを描いたストーリーで安定した人気を誇るシリーズである。
1巻が出た当初、作中のとある場面が『Kanon』のあるシナリオの終盤の場面と似ていたことや、「黒沢祐一」という登場人物が居たことから(『Kanon』の主人公の名前は「相沢祐一」)、作者は鍵っ子(Key信者のこと)ではないか?と言われていた。実際に2巻の後書きで、執筆中BGMに『anemoscope』『ornithopter』(それぞれ『Kanon』『AIR』の初回特典アレンジアルバム)を挙げていることから、作者はKey作品の影響を受けているものと思われる。

ウィザーズ・ブレイン 基本情報

ジャンル ファンタジー
著書 三枝零一
イラスト 純珪一
出版社 アスキー・メディアワークス
レーベル 電撃文庫
巻数 既刊16巻

ウィザーズ・ブレイン あらすじ


ウィザーズ・ブレイン

物理法則すらねじ曲げる程、科学が発展した未来。
「シティ」と呼ばれる閉鎖型積層都市によって人口問題は解決し、大気制御衛星によって天候はコントロールされ、車や船は空を舞っていた。
そして、常人にあらざる能力を持つ「魔法士」が生み出された時代。 ある時大気制御プラントが原因不明の暴走を起こし、太陽光が遮断され、地球は氷点下40度の氷の世界と化した。
シティは無事だったが、内部ではエネルギー・食料とありとあらゆる物が不足し、やがてそれらをめぐる戦争が始まる。 戦いの中で魔法士は一騎当千の力を見せつける。同じ魔法士から航空艦船に至るまで、多くが傷つき地に伏せた。 果たして世界に2,000以上あったシティは僅か7つになるまで破壊され、そこでようやく戦争は終了する。
跡には相変わらず解決しない問題と極寒の世界が残されたが、人類は僅かな希望にすがって生き延びようとしていた。

天樹 錬(あまぎ れん)

天樹錬

黒髪黒目の少年。天樹健三が最後に作成した魔法士で、外見年齢は14歳、実年齢は9歳。 1巻及び4巻の主人公であり、6巻以降も主役に準ずるポジション。
健三が錬を作成中に死亡したため、出生後から真昼と月夜に発見されるまでの期間を培養層の中で過ごすことになったが、 その間に多くの人間にその身を狙われ、自衛の為に彼らを殺害していた過去を持つ。
ある日訪れた老婆の心を覗き見て殺す事に嫌気が差し、次に訪れた者に殺されるのを待っていたが、その際最後に訪れた双子に家族として迎え入れられた。

天樹 真昼(あまぎ まひる)

錬の兄にして天才プログラマー。23歳。
幼い頃に悪魔使いの基礎をほんの思いつき程度でほぼ完成させ(アルフレッド・ウィッテンが何年もかけても開発できなかったものを)、友人であり情報制御理論創始者の一人、アルフレッド・ウィッテンをして「本物の天才」と言わしめたほどの人物。
雪の死後、月夜と共にシティを離れ放浪していた際に錬を発見・保護し、以後弟として育てた。
冷静沈着な人物で、錬や月夜のブレーキ役を務めている。錬の戦闘イメージを担当。

天樹 月夜(あまぎ つきよ)

錬の姉。真昼と瓜二つの双子。天才エンジニア。23歳。
錬が戦闘の際に使うサバイバルナイフの自己領域展開デバイスを作り上げたのは彼女であり、またディーの騎士剣「陰」の結晶体が破損した際に「森羅」の結晶体片で補完したのも彼女である。
怒るとすごく怖い。スパイ活動も得意であり、射撃の腕もかなりのもの。
真昼と共に錬を保護してからは弟として育てた。錬に対してはかなり甘い。

フィア

金髪緑眼の少女。外見年齢は14歳だが、実年齢は3歳。
1巻のヒロイン。
「フィア」とはドイツ語で「4」を意味する。シティ・神戸で行われた『天使計画』の際、マザーコアとなるべく生み出された魔法士「天使」。
そのため、マザーシステムの設定を一人で行える。ベルリンから神戸に輸送される途中、静江の依頼を受けた錬によってシティ・神戸より奪取される。 神戸の事件解決後は弥生の元に引き取られ、錬と行動を共にし、彼と相思相愛の関係にある。

黒沢 祐一(くろさわ ゆういち)

過去の大戦で活躍した英雄。雪が亡くなった後の最強騎士。
後に、ディーが森羅と「本当の強さ」を手に入れたことで「最強」ではなくなったものの、 情報戦や経験を含めた総合能力では祐一の方が上回るため、最強騎士ではなく「最高騎士」と呼ばれるようになる。
なお、ディーと直接戦った場合でも、経験や純粋な騎士能力(I-ブレイン)の差で勝利できる。
婚約者・七瀬雪をマザーコアにされてからは、世界中を転々としていた。ベルリン軍にいた際、 錬によるフィア奪取の現場に居合わせたことから、シティ・神戸へ帰還し、シティを守るために錬と対立する。
神戸の事件後、再び世界を放浪するが、旧友のレノアからの手紙でマサチューセッツへ呼ばれ、 そこで出会ったディーとセラを保護することになる。その後彼らが賢人会議のメンバーになることを決めた際に、 「賢人会議の理想の下では自分は剣を振るえない」と言い、二人とは道を違えた。

七瀬 雪(ななせ ゆき)

かつての最強の騎士で故人。祐一の恋人で静江の娘。
最強騎士・紅蓮の魔女等の数々の異名を得たが悲惨な戦争に耐え切れず一年で退役。
しばらくの間祐一と共に暮らすが、大戦終了後に母に乞われシティのマザーコアになる事を快諾し死亡した。
天樹真昼・月夜の双子とも知り合いで、毎年命日に双子が不法侵入の危険を冒してまで墓参りに来るほど慕われていた。
元々は生まれつきの脳の障害により両足が動かなかったらしく、士官学校に通うも一生車椅子生活だといわれていたが、 反射神経や動体視力、予測能力など「騎士」としての素質に極めて優れていたため、 天樹機関最初期の「騎士」として、アリス解析の副産物によるI-ブレイン埋め込み手術を受け、 健常者として生活できるようになった。

七瀬 静江(ななせ しずえ)

シティ・神戸の防衛局総司令官。
神戸市民を救うため娘を犠牲にしたことを嘆き悲しみ、 マザーシステムに代わるシティ制御機構を開発しようとしていた。しかしその試みは難航し、 シティ側は新たなマザーコアの作成に着手したため、この世の全てを憎むようになり、 マザーコアを暴走させてシティ・神戸を壊滅させようとした。 当初はマザーコアの暴走を制御する道具としてフィアを利用しようとしていたが、 接するうちにフィアに愛情を注ぐようになり、最期はフィアに見守られて息を引き取る。 フィアからは「おばあさま」と呼ばれていた。 フィアに単なる番号でない名前をつけてやろうと考えていたが、 フィアは「おばあさまが自分をフィアと呼んでくれたから、自分の名前はフィアだ」としてそれを退けた。 大戦前の階級は大将。

弥生(やよい)

錬の町に住む若い女医。
雪の日に幼い娘を亡くしたという過去を持つ。 神戸の事件の後は、フィアを引き取り、養女として惜しみない愛情を注いでいる。 脳関連の不具合により、重い心臓病を患っている。 金勘定については真昼や月夜よりもうるさいという一面も。 ちなみに月夜の友人であり、時々月夜と共に養女のフィアに色々な服を着せファッションショーごっこをしている。

ウィザーズ・ブレイン ギャラリー編


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