エスケヱプ・スピヰド|ラノベ祭り|口コミ・おすすめ・人気・評価・評判・ランキング・動画

エスケヱプ・スピヰド 概要編


エスケヱプ・スピヰド

昭和101年、7年間の戦争により疲弊した国「八洲(やしま)」の都市尽天で、 八洲軍の超兵器「鬼虫」の一機である九曜(くよう)が目覚めた。
九曜は20年前、同じ鬼虫の竜胆(りんどう)に襲われ、修復のため長い間休眠状態にあったが、 彼を目覚めさせた叶葉(かなは)ら尽天の住民のため、今なお空を閉ざす竜胆を倒すことを誓う。

エスケヱプ・スピヰド


エスケヱプ・スピヰド 昭和一〇一年夏、廃墟の町“尽天”。
暴走した戦闘兵器に襲われた叶葉は、 棺で眠る不思議な少年に出会う。
命令無しに動けないという少年に、 叶葉は自分を助けるよう頼む。
それは、少女と少年が“主従の契約”を結んだ瞬間だった。
少年は、軍最強の兵器“鬼虫”の“蜂”九曜と名乗った。
兵器ゆえに人としての感情が欠落している九曜だが、 叶葉はそんな彼を一人の人間として扱い交流していく。
徐々に心を通わせていく二人。しかし平穏な日々は、 同じ鬼虫である“蜻蛉”竜胆の飛来によって打ち砕かれ――!?

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エスケヱプ・スピヰド 自国の今を知るため、帝都・東京にやってきた九曜叶葉
復興の進む街で、九曜は機械兵を連れた不遜な少女に襲われる。
『第三皇女・鴇子』だと名乗る少女は、九曜に自らを守るように命令する。
誰から何故追われているのか記憶がないと言う鴇子。そんな彼女を九曜は訝しむが、 叶葉は彼女を放っておけないと言う。叶葉の懇願により、 九曜は鴇子の情報を求めて軍の地下施設を訪れる。
そこで彼を待ち受けていたのは、全滅したはずの《鬼虫》シリーズの一人で──!?

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エスケヱプ・スピヰド 量産型鬼虫たちが狙う第三皇女のクローン鴇子の記憶。
それは、鬼虫の要を成す金属“星鉄”の存在だった。
九曜たちが手にすれば、今は亡き鬼虫シリーズを復活させられるかもしれない。
だが、量産型鬼虫たちが手にすれば、彼らの力は鬼虫と並ぶ。
待ち受ける先にあるのは、光か闇か――。
二つの側面を併せ持つ金属“星鉄”を巡り、 新たな戦いが加速し始める。その頃尽天の町では、 “蜂”と“蜻蛉”の機体、そして九曜の師であり好敵手である竜胆の体が、 海から引き上げられようとしていた――。

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エスケヱプ・スピヰド 黒塚部隊によって、“蜂”と“蜻蛉”、 そして竜胆の体が奪われた。九曜たちは仲間を奪還するため、 鬼虫四番式“蜈蚣”弩将の井筒を目覚めさせようとする。
しかし理論上は正しいはずの蘇生実験は、失敗を繰り返していた。
そんなある日、叶葉は帝都“東京”の町中で行き倒れている少女を助ける。
“クルス”と名乗る少女は、去り際に「南が明るくなったら逃げろ」と叶葉に告げた。
そして彼女の言葉通り、南から敵襲がはじまり――?果たして九曜は自らの半身“蜂”を取り戻すことができるのか。
そして謎の少女・クルスの正体とは!?

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エスケヱプ・スピヰド 最強の兵器“鬼虫”たちは、どのようにして集まり、人間から兵器になったのか―。
過去の記憶が交錯する中、黒塚部隊に囚われた竜胆が蘇生する。
その頃、“蜂”の修理が進む登坂研究所で、巴は中央の高官から呼び出しを受けていた。
これを好機と取った巴は、内通者のあぶり出しにかかる。
そしてついに、巴の前に烏帽子が姿を現すのだった。
そんな帝都の異常に、九曜は研究所から出動、街で朧に襲われる叶葉たちを見つける。
再び朧と戦闘に入る九曜だが、その最中、叶葉と鴇子が黒塚部隊の手に落ちてしまい――?

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エスケヱプ・スピヰド 永遠の冬の街“落地(おろち)”。
二十年前の戦争で“鬼虫”八番式・蜉蝣の柊が自らの生命を賭して核爆発を止めた街だ。蜉蝣の力により、 今なお氷漬けのまま、その時を止めている。 叶葉達をさらった黒塚部隊の目的地は、落地であった。
氷に眠る少女・柊を目覚めさせ、蜉蝣と共に配下に置くためだ。 九曜は黒塚部隊の計画の隙を突き、 蜉蝣と柊を奪い取ろうとする。
しかし二十年の永きにわたる眠りの中で、柊は自我を失っていた。
九番式の少年と八番式の少女、二十年の時を経た邂逅の行方は――。
そして、黒塚部隊の手に落ちた蟋蟀の庵と蟻の楓、そして蜻蛉の竜胆の運命は――。

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エスケヱプ・スピヰド 雪解けの始まった落地では、鬼虫と甲虫の最後の戦いが始まった。
剣菱の前に立ちふさがるのは戦闘狂の烏帽子。
上空では、竜胆が虎杖と兄弟の因縁の戦いを繰り広げていた。
叶葉達もまた、神鯨の乗組員の説得に当たろうと艦橋へと赴く。
そして、九曜と朧の戦いもまた――。 人間から兵器になった鬼虫達の、 戦中から続く長い戦いがついに終わりを告げる。譲れない信念を掲げた鬼虫と甲虫、 果たして生き残るのはどちらか――。

エスケヱプ・スピヰド/異譚集


エスケヱプ・スピヰド 『前夜』 九曜が鬼虫として目覚める前夜を柊目線で描いた物語。
『幕間/昭和一○一年の学校の怪談』 帝都への旅の途中、 九曜叶葉が廃校で体験した一夜の不思議とは? 『幕間/迷宮電気街奇譚』 廃墟の電気街・神原迷宮で九曜達が出会ったのは、機械仕掛けのメイドだった!?
『異説/私立やしま学園』 もしも九曜達が普通の高校生だったら。まさかの学園編! 『後日談/ヱピグラフ』 黒塚部隊との戦いで生き残った鬼虫達と叶葉は、世界を巡る旅をしていた 。彼らにはある目的があって――?

エスケヱプ・スピヰド 基本情報編


ジャンル SFファンタジー、アクション、バトル
小説 九岡望
イラスト
出版社 メディアワークス→アスキー・メディアワークス
レーベル 電撃文庫
刊行期間 2012年2月10日 - 2014年11月8日
巻数 既刊7巻(2014年11月現在)
プロジェクト ライトノベル、漫画
ポータル 文学、漫画

エスケヱプ・スピヰド 登場人物編


<strong>九曜</strong>(くよう)

九曜(くよう)

主人公。鬼虫九番式。二つ名は「金翅(きんし)の九曜」。外見は16才相当。一人称は「小生」。
「電磁制御(エレキテル)」という電流をあやつる特攻術を持ち、鉄鞘の軍刀(4巻以降は星鉄製の刀である『流星刀』)と 左腕にニードルガン(1~4巻では篭手に、5巻では義手に装備)を装備している。
往時士官学校生の宿真一であったが、戦中、空爆で家族を失い、 そのときの航空機を破壊した竜胆によって適性を認められて鬼虫となった。
戦争末期に竜胆とともに尽天へ送られたが、昭和81年7月末の夜、同地で竜胆に 突如襲われて鎧袖一触敗れ、北部第四工廠に逃げこみ休止状態に入った。
20年後、叶葉らに発見されて 休止状態から回復し、竜胆を倒すために安東らのもとで虫の修理を受ける。
そして死戦に臨み、相討ちとなって虫を失うも生還した。
その後叶葉に従って尽天から東京へ発つ。
東京では何日か叶葉の用心棒をしていたが、先に東京にいた巴と剣菱に再会して、 鴇子を追う謎の組織の存在を知り新たな戦いに身を投じる(2巻)。
2巻で電磁制御能力の精密操作によって 刀に電流を纏わせ攻撃する「戦術電刃(イナズマ)」、 3巻~4巻で電磁制御で意識を高速化する「擬似神経加速(タキオン・エミュレート)」を、 5巻では光を直に制御する「光子制御(エーテル)」を身につけた。

叶葉(かなは)


<strong>叶葉</strong>(かなは)

叶葉(かなは)

尽天に住んでいた少女。戦中、10才のとき空襲で親が死亡し、ある商家に拾われ4年間働いたが、 商家の主が借金から夜逃げし、醜業に売られた。
色街で座らされているときに、さいわいにも偶然通りかかった伍長に身請けされる。
1年後、15才のときに尽天の地下で冷凍睡眠につき、戦後昭和101年に回復する。
1巻の時点で35才。探索班の一人として大人たちと外に出ていた際に北部第四工廠に入り、 そこで休止状態にあった九曜を発見した。
以後、なりゆきで九曜の主となる。
九曜竜胆との戦いののち、九曜を連れて東京におもむいた。
作中描写によると、容姿は「背は低めで童顔で、少したれ気味の豆芝のような目」。
家事の腕はかなりのもの。
東京では、偶然訪れた捨て屋で働くようになり、嵓木基地での一戦のあと可児のつてで 九曜・鴇子・菊丸とともに要塞アパートに住むことになった。

竜胆(りんどう)


<strong>竜胆</strong>(りんどう)

竜胆(りんどう)

人間時代の本名は阿達静馬。
鬼虫壱番式。
二つ名は「四天(してん)の竜胆」。
見た目は20代前半。
9人の鬼虫の長兄格で、兵士としての強さを追求しつづける態度から、 ほかの8人に一目おかれていた。
戦争末期に九曜とともに尽天に投入されたが、戦争の終結を察し、 不安定になっている九曜がいずれ暴走することを危惧してこれをいったん撃破、 強制的に休眠状態に追い込む。
それ以後、尽天に出入りしようとする目についたものを破壊しながら、 同地に居座りつづけた。
昭和101年、復帰した九曜とふたたび相まみえて敗れ、海に沈んだ。
人型部分は主脳以外きれいに残っており、安東らがサルベージしたその残骸は中央管理局に引き渡されるも、 移送途中で黒塚部隊に強奪された。
5巻で復活し、黒塚部隊に操られる。

安東稔(あんどう みのる)


安東稔(あんどう みのる)
尽天に残る住民のうち、冷凍睡眠から最初に(昭和99年)回復した老人。
元整備兵で「整備課特務少尉」の肩書を持っていた。戦前に九曜の整備にも関わったという。

安東菘(あんどう すずな)


安東菘(あんどう すずな)

安東菘(あんどう すずな)
尽天に住んでいた少女。
安東の孫。
1巻の時点で34才。
機械の整備を手伝っている。
昭和99年に冷凍睡眠から回復したため見た目は16才相当であるが、叶葉より1才年下。
叶葉の友人。蜂の残骸の回収のあと、蜂の情報を書いた書類をもって叶葉を追い、要塞アパートの5人目の住人となる。

綱島(つなじま)


綱島(つなじま)
尽天に残る住民の一人で、探索班(地上に出て外部を歩き回り、 資材の収集や安全の確認を行う複数人のグループ)のリーダーをしている中年(1巻)。
2巻以後も尽天で住民の生活圏の拡大に力を注いだ

伍長(ごちょう)


伍長(ごちょう)
尽天にいた兵士。戦中、叶葉を引き取り1年ほど面倒を見ていたが、戦争末期のある時「お前は生きろ」と言い残して出撃。叶葉が冷凍睡眠につく前後に戦死したとされる。

蓮宮鴇子(はすのみや ときこ)


蓮宮鴇子(はすのみや ときこ)
八洲国第三皇女を自称する少女。
正体は本物の第三皇女鴇子の影武者として作られたクローン人間。
昭和77年から開始した計画で作られたクローンの417番目の個体で、唯一記憶まで含めたクローンとして成功し、 101年に基地を出て東京を徘徊していた。
こそ泥をしてしばらく暮らしていたが、 東京に来て間もない九曜を見かけ、お前を護衛にしてやろうと言いだし九曜叶葉のねぐらにあがりこんだことがきっかけで 九曜らに同行することになる。
欠けている記憶の中で覚えていた「くらぎ」という言葉から、 九曜らと巴・剣菱は東京にある嵓木(くらぎ)基地に向かい、そこで黒塚部隊の甲虫と戦うにいたった。
その後可児に保護され、住居をあっせんしてもらい、捨て屋で働く。
本物の鴇子の記憶を部分的に有しており、その中の星鉄に関する記憶が3巻で大きな影響をもたらす。
本物の鴇子は昭和101年の時点で41才。病気で亡くなったことは7巻で明かされた。

菊丸(きくまる)


菊丸(きくまる)
鴇子を護衛する機械兵。
年代物のため、言語能力が損なわれている。
本物の鴇子を幼少から見てきたが、戦中クローン計画によってクローンの鴇子の護衛のため一度停止し、 戦後嵓木基地で目覚め、クローンの鴇子につき従う。
3巻で中央管理局によって改修・強化された。
要人護衛を目的として度重なる改修を経た結果、体格は一般的な機械兵よりも一回り大きく、 性能面でも九曜の機動にある程度付いてこられる能力を有するに至った。
力はすさまじく、手足を使い捨てで発射する「ロケットパンチ」(後にワイヤーを追加し、回収可能となる)をはじめ 全身に圧搾空気を利用した様々な隠し武器を持つ。

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